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iPhoneで片手操作・文字入力しやすくする

ここではiPhoneで片手操作・文字入力しやすくする方法を紹介しています。

2014年発売の『iPhone 6 Plus』以降、5.5インチの大画面ディスプレイを搭載したことに伴い本体サイズも大きくなっています。両手での操作がしやすくなる反面、片手操作・文字入力が難しくなる場合があります。ここでは、iPhoneの機能やサードパーティー製アプリ、アクセサリなどを使用して片手操作・文字入力しやすくする方法を紹介しています。

目次:
iPhone 6 PlusのReachability(簡易アクセス)機能で画面全体を下げる
AssistiveTouch機能のボタンをタップしてさまざまなアクションを行う
iPhone 6 Plusの背面に取り付けるアクセサリ「バンカーリング」を使用する
iPhone 6 Plusのテンキーキーボードを左右に寄せる

iPhone 6 PlusのReachability(簡易アクセス)機能で画面全体を下げる

iPhone 6/6 Plusでは大画面化に伴い、Reachability(簡易アクセス)機能が搭載されており、「ホームボタン」をダブルタップ(軽く2回タップ)することで、ホーム・アプリ画面全体を下げる(降ろす)ことができます。

iPhoneで簡易アクセス機能を使用する
ホームボタンをダブルタップすることで画面全体を下げることが可能
iPhone 6 Plusで画面を下げる(降ろす) 上部にあるアプリアイコンなどにも指が届くようになる

画面全体を下げることができるReachability(簡易アクセス)機能

・ 画面を下げることでホーム画面上部あるアプリアイコンにも指が届く
・ 画面を下げた状態で操作(タップ、ページ移動等)を行うと、通常の状態に戻る
・ 画面上部の空白部分を上から下にスワイプすることで通知センターを表示できる
・ SafariアプリでWebページの一番上に戻りたい場合も、上部のステータスバーをタップ可能

iPhone 6/6 PlusでのReachability(簡易アクセス)機能の詳細は「iPhoneの簡易アクセス機能で画面を下げる」をご覧ください。

AssistiveTouch機能のボタンをタップしてさまざまなアクションを行う

iPhoneのAssistiveTouch機能を使用することにより、画面上に表示されるボタンをタップして、「ホームボタンを押す」「Siriを呼び出す」「コントロールセンター/通知センターを表示する」「スクリーンショットを撮る」「音量を上げる/下げる」などのアクションを行うことが可能です。

ボタンは画面端であればどこにでも設置することができるので、iPhoneの持ち方によって押しやすい場所にボタンを設置できます。

iPhoneでAssistiveTouchを画面上で移動する
AssistiveTouchのボタンは画面端であればどこにでも設置可能
iPhoneの画面でタップでさまざまなアクションを行う タップでホームに戻る、スクリーンショットを撮るなどがさまざまなアクションが可能

AssistiveTouch機能を有効にする

iPhoneでAssistiveTouch機能を有効にするには、「設定」から「一般」→「アクセシビリティ」→「AssistiveTouch」を選択します。「AssistiveTouch」をオンにすると、iPhoneの画面上にボタンを表示されます。

iPhoneでアクセシビリティ設定画面を表示する
1. 「一般」から「アクセシビリティ」を選択します
iPhoneでAssistiveTouch設定画面を表示する
2. 「AssistiveTouch」を選択します
iPhoneでAssistiveTouchをオンにする
3. 「AssistiveTouch」をオンにします

ホームボタンのトリプルクリックでボタンの表示/非表示を切り替える

「AssistiveTouch」のボタンを常にiPhoneの画面上に表示したくない時は、「ショートカット」設定画面で「AssistiveTouch」を選択することで、ホームボタンのトリプルクリックに「AssistiveTouch」のボタンの表示/非表示を割り当てることができます。

iPhoneのアクセシビリティでショートカットを選択する
1. 「アクセシビリティ」画面で「ショートカット」を選択します
AssistiveTouch
2. 「AssistiveTouch」を選択します
iPhoneでトリプルクリックでAssistiveTouchのオン/オフを切り替える
3. トリプルクリックでボタンのオン/オフの切替が可能になります

iPhone 6 Plusの背面に取り付けるアクセサリ「バンカーリング」を使用する

iPhoneの背面に「BUNKER RING(バンカーリング)」を取り付け、指を通すことで、画面が大きなスマートフォンでも片手で安定して持つことができます。また、手持ち握りによる落下を防止することも可能です。

手にフィットするので、ホームボタンから画面上部などにも指が届きやすくなり、画面上の操作域が広がります。

iPhone 6 Plusでバンカーリングを取り付ける
ハードケース上などでも取付可能
iPhone 6 Plusの手握り滑りを防止する リングに指を通すので、落下を防止できる
iPhone 6 Plusを安定して操作可能
安定して操作が可能
iPhone 6 Plusで画面上の操作範囲を広げる 画面上の操作範囲が広くなる

片手持ちでも安定して操作できる「BUNKER RING(バンカーリング)」

・ リング部は360回転、折りたたむことも可能
・ スタンド機能でハンズフリーで動画視聴などが可能
・ 取付面を水洗いすることで繰り返し取り付け可能
・ 本体やハードケースに取り付け可能(ソフトケースや凹凸のあるケースなどでは使用不可)

iPhone 6 Plusのテンキーキーボードを左右に寄せる

iOS8から他社製のキーボードを使用することが可能となっており、iPhone 6/6 PlusでもApp Storeから他社製キーボードアプリをダウンロードすることで、設定・使用することができます。

ジャストシステム社のキーボードアプリ『ATOK for iOS』では、iPhone 6 Plusで使用している時のみ、キーボードを左右に寄せることが可能です。片手持ちで画面の反対端まで指が届かない場合でも、キーボードのすべてのキーに指が届くようになります。

iPhone 6 Plusでキーボードを左寄せにする
左寄せの状態
iPhone 6 Plusでキーボードを右寄せにする 右寄せの状態

ジャストシステム社のキーボードアプリ『ATOK for iOS』

・ iPhone 6 Plusではテンキーキーボードを左右に寄せて利用可能
・ テンキーキーボードの右寄せ・左寄せは記憶される
・ キーボードを左右に寄せて使用できるのは、iPhone 6 Plusの高解像度に対応したアプリのみ
・ iPhoneではテンキーキーボード、iPadではQWERTYキーボードが利用可能

iPhone 6/6 PlusでのATOKキーボードの追加・設定方法の詳細は「iPhoneのキーボードに『ATOK』を追加・設定する」をご覧ください。

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