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ここではiPhoneでの「5G」の設定方法と使い方を紹介しています。
「5G」は、第5世代(5th Generation)の略で、「4G(第4世代)」よりも高速で、低遅延かつ多数接続可能な次世代移動通信システムとなっています。
2020年発売の『iPhone 12』シリーズより、iPhoneでも「5G」通信を利用可能となっています。
目次：
iPhoneで「5G」を利用するために必要なもの
iPhoneで「5G」の設定をする
iPhoneで「5G」を利用する際の注意点
iPhoneで「5G」を利用するには、以下が必要となっています。
「5G」対応のiPhone
iPhoneでは、「iPhone 12」シリーズより「5G」対応となっています。2020年11月時点で、5G対応のiPhoneは下記となっています。
・ iPhone 12
・ iPhone 12 mini
・ iPhone 12 Pro
・ iPhone 12 Pro Max
5Gの通信(料金)プラン
対応iPhoneで「5G」の通信サービスを利用するには、通信キャリアが提供する「5G」のモバイル通信(料金)プランに加入(契約)する必要があります。
国内で「iPhone 12」シリーズを取り扱うすべての通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で「5G」通信サービスが提供されています。
なお、通信キャリアや利用しているSIMカードの種類によっては「5G」を利用するのにSIMカードの交換が必要になる場合があります。
「5G」の通信エリア内でのみ5G通信が可能
「5G」は各通信キャリアが提供する5G通信サービスエリア内でのみ利用が可能となっており、それ以外では「4G」などでの通信になります。
各通信キャリアが提供する5G通信サービスエリアについては、下記より確認可能です。
iPhoneで5G通信を利用するには、データ通信のオプションで「5Gオン」または「5Gオート」を選択します。
* 5G通信は、5Gのサービスエリア内でのみ利用可能です。
1. iPhoneでモバイル通信の設定画面を表示する
iPhoneで「設定」アプリを起動して「モバイル通信」を選択します。モバイル通信の設定画面から「通信のオプション」をタップします。
2. 「音声通話とデータ」で"5Gオン"または"5Gオート"を選択する
通話のオプション画面から「音声通話とデータ」をタップします。5Gサービスエリア内で5G通信を利用するには、「5Gオン」または「5Gオート」を選択します。
■ 5Gオン ： バッテリー駆動時間が短くなる可能性があっても、常に5Gを利用する
■ 5Gオート ： バッテリー駆動時間が大幅に短くならない場合にのみ5Gを利用する
5G通信時に高品質のビデオ・FaceTimeを利用したい場合
5G通信時に高品質のビデオ・FaceTimeを利用したい場合は、「通信のオプション」内にある「データモード」から「5Gでより多くのデータを許容」を選択します。
デュアルSIMモードでは「5G」は利用不可
SIMカードとeSIMによるデュアルSIMモードを利用している場合、どちらの回線でも5Gデータ通信は利用できません。
* iOS14.5以降にアップデートすることで、デュアルSIMモードで5Gの利用が可能となっています。
低電力モードではビデオストリーミング中以外は「5G」は利用不可
低電力モードをオンにしている場合、ビデオストリーミング中以外は5Gが無効となります。
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