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2019年9月に発売された「Apple Watch Series 5」では、ディスプレイの常時表示が可能となったほか、コンパスを内蔵し文字盤で方角を確認可能となっています。
ここでは、2018年発売の前モデル「Apple Watch Series 4」、および併売されている2017年発売モデルとなる「Apple Watch Series 3」との違いを比較しています。
「Apple Watch Series 5」と「Apple Watch Series 4」のケースのサイズは44mm/40mmと同じとなっており、「Apple Watch Series 3」以前のケースサイズ42mm/38mmから大型化されています。
なお、バンドは44mm⇔42mm、40mm⇔38mmでそれぞれ相互利用可能となっています。
「Apple Watch Series 5」と「Apple Watch Series 4」の背面には第2世代の光学式心拍センサーを搭載、また「Apple Watch Series 3」よりマイクとスピーカ―の位置も変更され、音量が最大50%向上、ハウリング(反響)も低減しています。
「Apple Watch Series 5」ではケース素材にアルミニウム、ステンレスのほか、「Apple Watch Series 4」では用意されていなかったセラミックが復活、チタニウムが新たに追加されています。
「Apple Watch Series 5」と「Apple Watch Series 4」では「Apple Watch Series 3」より、ディスプレイの表示領域がそれぞれ30%以上拡大しています。
さらに「Apple Watch Series 5」ではディスプレイの常時点灯が可能です。スリープ状態ではバッテリーの節約のため若干画面が暗くなったり、秒針が非表示になったりはするものの、腕を上げる動作をしなくても、時間の確認を行うことが可能となっています。
「Apple Watch Series 5」では新たに「コンパス」アプリが利用可能です。ホーム画面から「コンパス」アプリを起動、または文字盤上にコンパスを追加して利用することができます。
「Apple Watch Series 5」搭載の「S5」プロセッサ、「Apple Watch Series 4」搭載の「S4」プロセッサは、「Apple Watch Series 3」の「S3」と比較して最大2倍パフォーマンスが高速化しています。
「Apple Watch Series 5」および「Apple Watch Series 4」のデジタルクラウンでは"Taptic Engine"と呼ばれる振動モーターにより、スクロールした際などに短く振動し、"触覚的な反応(クリック感)"を得ることができます。
なお"触覚的な反応(クリック感)"は、Apple Watchの「サウンドと触覚」設定画面からオン/オフの切り替えが可能となっています。
転倒検出機能
新しい加速度センサーとジャイロスコープにより、「Apple Watch Series 5」および「Apple Watch Series 4」では転倒を検知することが可能となっています。事故と思われる転倒を検知した場合はアラート(通知)が表示され、反応がない場合は自動的に緊急通報が自動的に発信されます。
転倒検出機能は、iPhoneの「Apple Watch」アプリから機能の設定を変更できます。
心電図機能
「Apple Watch Series 5」および「Apple Watch Series 4」では、背面の「電気心拍センサー」とデジタルクラウンを利用して心電図を作成することができます。
日本では「iOS 14.4」と「watchOS 7.3」にアップデートすることで利用可能となっています。
容量
音楽や写真の保存などに使用するストレージ容量が、「Apple Watch Series 5」では32GBと「Apple Watch Series 4」や「Apple Watch Series 3(セルラーモデル)」の16GBより倍増しています。なお、「Apple Watch Series 3(GPSモデル)」の容量は8GBとなっています。
「Apple Watch Series 5」「Apple Watch Series 4」「Apple Watch Series 3」のスペックを比較しています。
Series 5 | Series 4 | Series 3 | |
---|---|---|---|
ケース | 44mm/40mm | 42mm/38mm | |
厚み | 10.7mm | 11.4mm | |
画面 |
44mm:368 x 448ピクセル (977mm2) |
42mm:312 x 390ピクセル (740mm2) |
|
40mm:324 x 394ピクセル (759mm2) |
38mm:272 x 340ピクセル (563mm2) |
||
CPU | S5 (64ビットデュアルコア) |
S4 (64ビットデュアルコア) |
S3 (デュアルコア) |
容量 | 32GB | 16GB | 16GB(セルラー) 8GB(GPS) |
バッテリー | 最大18時間 | ||
その他 | 電気心拍センサー 転倒検出 クリック感のあるクラウン Bluetooth 5.0 |
- - - Bluetooth 4.2 |
2019年9月時点のラインナップおよび価格(税別)は下記となります。なお、下記とは別にコラボモデルとなる「Apple Watch Nike+」および「Apple Watch Hermès」も販売されています。
Apple Watch Series 5
ケース | アルミニウム | ステンレススチール |
---|---|---|
40mm | 42,800円~(GPS) | 72,800円~(セルラー) |
53,800円~(セルラー) | ||
44mm | 45,800円~(GPS) | 77,800円~(セルラー) |
56,800円~(セルラー) |
Apple Watch Series 5 Edition
ケース | チタニウム | セラミック |
---|---|---|
40mm | 82,800円~(セルラー) | 133,800円~(セルラー) |
44mm | 87,800円~(セルラー) | 138,800円~(セルラー) |
Apple Watch Series 5の詳細をApple Storeで見る
Apple Watch Series 3
ケース | アルミニウム |
---|---|
38mm | 19,800円(GPS) |
30,800円(セルラー) | |
42mm | 22,800円(GPS) |
33,800円(セルラー) |
Apple Watch Series 3の詳細をApple Storeで見る
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